The history of Shinsekai Saikan
昭和21年、神田神保町で産声を上げた新世界菜館。
町中華と甘味処から始まり、上海蟹と紹興酒を看板に78年。
二代、三代と受け継がれる味とお客様への感謝を胸に、変わらぬ想いで新たな一歩を踏み出します。
創業者(傅 宝順)は昭和元年(1926年)、15歳で寧波より雑貨商の丁稚(でっち)として日本に連れてこられ、戦後昭和21年(1946年)神田神保町に新世界を開店。
開店当時は一つの建物に町中華料理屋(ラーメン屋)、あんみつ屋から始まります。
その後27年の歳月を経て昭和48年(1973年)新世界ビルを建設し、1階・2階を中華料理店、地下を雀荘として営業していました。
昭和53年(1978年)頃から上海蟹、紹興酒にこだわり力を入れる事により お客様も増えフロアを地下から3階まで拡張し、今後の新世界菜館の転換期を迎えます。
後に新世界菜館の名物【上海蟹】【紹興酒】が生まれ、今日まで新世界菜館を長続きさせる原動力となるのです。
世代も移り変わり、こうして二代、三代と長く商売を続けることができるのも、ひとえにお客様おおかげでございます。
創業当初の“美味しい”“こだわりの上海蟹、紹興酒が楽しめる高級店”“カジュアルな中華料理店”それぞれのイメージを破らないお店作りを今後も守っていきたいと思います。